84歳八千草薫が主演 監督も77歳「映画ができたことが奇跡」

[ 2015年5月24日 05:30 ]

映画「ゆずり葉の頃」初日舞台挨拶に登壇し(左から)中みね子監督、風間トオル、八千草薫、岸部一徳、六平直政

 女優の八千草薫(84)の主演映画「ゆずり葉の頃」が23日、東京都千代田区の岩波ホールで初日を迎え、八千草、岸部一徳(68)ら主要キャストが舞台あいさつを行った。

 故岡本喜八監督の妻で、プロデューサーの岡本みね子さん(77)が旧姓「中みね子」の名前で初めて監督に挑んだ意欲作。軽井沢を舞台に、老境を迎えた女性と、遠い昔に心を寄せた画家との再会を描いた。

 八千草は「映像も音楽も素晴らしい作品になりました」と笑顔。中監督も「映画ができたことが奇跡。天上から(八千草の夫の)谷口千吉監督や岡本たち仲間が支えてくれたのでしょう」と感激で言葉を詰まらせた。

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2015年5月24日のニュース