片岡孝太郎 歌舞伎の普及に意欲「いずれは全国で教室を」

[ 2015年5月15日 12:20 ]

国立劇場歌舞伎鑑賞教室の会見に出席した(左から)坂東亀寿、片岡孝太郎、坂東亀三郎

 歌舞伎俳優の片岡孝太郎(47)が15日、都内で行われた国立劇場6月歌舞伎鑑賞教室「壺坂霊験記」の記者会見に板東亀三郎(38)、板東亀寿(36)ともに出席した。

 400年の歴史を持つ歌舞伎の魅力を気軽に楽しんでもらうための公演。人気演目を充実の俳優陣が演じるほか、歌舞伎俳優が見どころを解説する「歌舞伎のみかた」も好評。観劇の手引きとなる豆知識を小冊子にまとめた歌舞伎読本やプログラムの無料配布、さらに今回は字幕表示もあり、歌舞伎を初めて観劇する人にも最適。

 孝太郎は「いずれは全国で歌舞伎の教室をやりたい」と夢を語る。亀三郎は「教室と言うと固いイメージだが、歌舞伎のおもしろさを知ってもらえたら」と話した。

 公演は6月2日から24日まで。12日には「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」、19日には「外国人のための歌舞伎鑑賞教室」を開催する。

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2015年5月15日のニュース