水谷八重子「私たちにしかできない」新しい「残菊物語」つくる！

「新派名作劇場」で名作「残菊物語」に主演する水谷八重子と市川春猿

　東京・三越劇場で上演される「新派名作劇場」（６月４～２６日）の「残菊物語」に主演する水谷八重子（７６）が１日、共演の市川春猿（４４）とともに１９３９年公開の映画「残菊物語」（監督溝口健二）のデジタル修復版を都内で観賞した。

　同作は今月開催のカンヌ国際映画祭クラシック部門に出品が決定。春猿は「日本でも再認識していただけると思うと喜ばしい」と感激。水谷も「６月の舞台は新作のつもりで、私たちにしかできないものをやりたい」と気合を込めた。