徹子の部屋 27日に放送1万回 記念のゲストはマッチ&ヒガシ

[ 2015年5月2日 10:00 ]

「徹子の部屋」が1万回を迎え、近藤真彦と東山紀之から花束を贈られた黒柳徹子

 1976年2月にスタートしたテレビ朝日のトーク番組「徹子の部屋」(月~金曜正午)が、今月27日に放送1万回を迎える。大記録達成となる記念回のゲストは、司会の黒柳徹子(81)と親交の深い近藤真彦(50)と東山紀之(48)。近藤は17歳での初出演から16回目、19歳で初出演した東山は10回目の出演となる。このほど行われた収録では、2人の過去の出演映像を交えながらトーク。黒柳は「2人の成長が分かりましたね」としみじみ語った。

 近藤からは、1万回記念として黒柳の“驚きの事実”が明かされた。近藤は「ハワイで外国人パイロットに口説かれましたよね」と暴露。黒柳は「20代の時ね。それ以来、ハワイがすっかり嫌いになった」と苦笑い。パイロットからキスを迫られたが「日本ではキスをしたら結婚する法律なのよ」と言い張って逃げたというエピソードを披露した。黒柳は収録後、会見し「番組50年までやりたい。その時は90歳だけど」と笑顔。「あと10年の間に何かあるかもしれません」と結婚にも意欲を見せた。

 番組は、11年4月の8961回放送時に「同一司会者による番組最多放送」のギネス世界記録に認定された。黒柳は収録を一度も休んだことがなく、「ほかの人ができないことをやれてラッキーだった」と話した。

 今回、お祝いということで、黒柳の素顔をよく知る近藤がゲストに選ばれた。近藤がツーショットで番組出演するのが初めてという東山との組み合わせで花を添えた。近藤は「黒柳さんの可愛らしく、おっちょこちょいな素の部分を引き出せた」と満足げ。東山は「この番組の魅力は徹子さんの魅力そのもの」と話した。27日は1時間の拡大枠で放送される。

 ≪徹子の部屋アラカルト≫

 ◆初回放送 76年2月2日、ゲストは故森繁久弥さん。さりげなく黒柳の胸を触った

 ◆収録 放送時と同じスタイルで収録し、編集は一切しない

 ◆定番ゲスト 永六輔、タモリ、加山雄三はいずれも30回以上出演

 ◆最年長ゲスト 成田きんさん、蟹江ぎんさんが98年12月に106歳で出演

 ◆最年少ゲスト 単独出演者としては芦田愛菜。11年1月に6歳7カ月で出演

 ◆最高視聴率 81年4月に14・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。ゲストは前年、山口百恵さんと結婚した三浦友和

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2015年5月2日のニュース