有村架純 共演者からの寄せ書きにホロッ「大きな一歩踏み出せた」

[ 2015年5月1日 14:48 ]

映画「ビリギャル」初日舞台挨拶に登場した有村架純

 女優の有村架純(22)が1日、主演映画「ビリギャル」(監督土井裕泰)の初日舞台あいさつを東京・TOHOシネマズ新宿で行った。伊藤淳史(31)、吉田羊(年齢非公表)ら共演者、土井監督による寄せ書きをサプライズで贈られた有村は感激の面持ち。「皆さんに愛されていることをさらに実感しました。充実した気持ちで撮影に取り組め、また大きな一歩を踏み出せた気持ちです」と涙をこらえながら話した。

 90万部のベストセラーとなった実話「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の映画化。金髪のギャル・ファッションも披露する有村は、「どうして私なんだろうと思ったけれど、台本を読んですぐ演じたいと思った。課題もあったけれど、クランクインまで突き詰めるところまで読み込んで挑みました」と振り返った。

 自身の高校時代は女優への夢を必死で追いかけていたそうで、映画を見た母親からは「母親の目線からいろいろなことを考えさせられた、と言ってくれました」という。「母は、女優になりたいと言った時にすごく背中を押してくれて、オーディションにいっぱい落ちていた時も“あんたがそんなんでどうすんの”としっかり怒ってくれた。あらためて一生懸命何かに取り組んでいると、周りが知らず知らずのうちに味方になってくれると実感した。そういう気持ちを忘れずに、これからもお仕事に取り組んでいけたら」と意欲を新たにしていた。

 舞台あいさつにはほかに野村周平(21)、田中哲史(49)、安田顕(41)、松井愛莉(18)が登壇した。

続きを表示

この記事のフォト

2015年5月1日のニュース