ろくでなし子ドキュメンタリー制作へ 高原監督「2年後くらいに」

[ 2015年4月29日 14:20 ]

映画「がむしゃら」のトークショーに登場したろくでなし子被告

 自身の女性器の3Dデータを提供したとして、わいせつ電磁的記録頒布などの罪に問われ係争中の漫画家・ろくでなし子被告(43)が29日、ドキュメンタリー映画「がむしゃら」を上映中の東京・シアターイメージフォーラムでトークショーを行った。

 映画の高原秀和監督(54)と主演の女子プロレスラー・安川惡斗(28)との対談形式。高原監督は、ろくでなし子被告のドキュメンタリーを企画し既に撮影を始めていることを明かし、「ドキュメンタリーは時間がかかるから、2年後くらいに公開できればいい」と話した。

 かねて「裁判を記録、保存したい」という思いがあったろくでなし子被告が、昨年7月に逮捕された際に抗議声明を出した日本映画監督協会に連絡。同協会員である高原監督が「いろいろな意見を尊重されるべきで、ひとつのことに決めつけての逮捕は良くない」と名乗りを上げ、この日のトークショーが実現した。

 ろくでなし子被告は今月16日の初公判前に「がむしゃら」を観賞。小学校の時にいじめに遭い、中学校でレイプされた経験を持ちながら女優、女子プロレスラーとして歩む安川の姿に、「目的、目標は違っても、何でやるのということを真っすぐにやっているところが私と似ているなと思い、親近感を覚えた。(裁判への)英気を養いました」という。

 初公判については、女性器の俗称を使いつつ「私はプリンターを持っていないのに、国が訴訟記録として6000万円くらいするプリンターで印刷してくれて、いろんな角度から写真を撮ってくれた。それ自体、壮大なプロジェクト・アートだと思う」と説明。そして、「裁判に勝つのは目標だけれど、闘っていること自体が好き。裁判を記録することで議論する場をつくれたらと思う」と語った。

ろくでなし子被告は2013年10月と昨年3月、自身の性器と同じ形のものを3Dプリンターで作れるデータを、インターネットを介して配ったほか、昨年7月に都内のアダルトショップで女性器をかたどった作品を展示したなどとされる。

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