成功の鍵は変顔!?ワッキー“アジア版住みます芸人”に珍エール

[ 2015年4月29日 09:06 ]

「住みますアジア芸人」出発式を行った「ペナルティ」ヒデ(後列左から3人目)ワッキー(同4人目)と「COWCOW」多田健二(同5人目)善し(同6人目)と移住するお笑い芸人ら

 吉本興業が主導し、所属芸人をアジア各国に移住させる国際交流事業「アジア版 あなたの街に“住みます”プロジェクト」の出発式が28日、羽田空港で行われた。日本のお笑いを世界に輸出する試み。地元のテレビや催しに積極的に参加するなど地域密着で活動する。

 出発式には、すでにタイに渡っているベン山形(39)を除く8組12人が出席。30歳を超えている芸人が大半で、日本での活動は頭打ち。「日本が狭すぎたかな」と語るぼんちきよし(39)をはじめ全員が異国でのブレークを誓った。

 会見には、日本文化の海外展開を支援する官民ファンド「クールジャパン機構」の小糸正樹専務執行役員も出席。「お笑いをクールジャパンの新しい柱にしたい。国も応援してますので、失敗は許されない。成功するまで頑張って」と厳しめのエールを送った。

 また、持ちネタの「あたりまえ体操」インドネシア語版の動画が500万アクセスを記録している「COWCOW」と、タイで人気の「ペナルティ」ワッキー(42)がアドバイザーとして登場した。ワッキーは「万国共通、まずどこを見るか。やっぱり顔。常に面白い顔をしておいた方がいい」と、変顔をしながらタイ語でギャグを披露。COWCOWの多田健二(40)は「まめにその国の流行をチェックするのも狙い目」と指南した。

 ≪現地TVレギュラーも≫すでに具体的な活動が決定している芸人もいる。堪能な中国語を生かし台湾に移住する「漫才少爺(マンザイボンボン)」は7月スタート予定の現地テレビ番組にレギュラー出演。またタイに住むピン芸人3人は、来月3日にバンコクで行われるイベント「タイランドコミコン」にコスプレして出演予定だ。

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2015年4月29日のニュース