中川家礼二 東京駅記念スイカ騒動に「駅員さんかわいそうでした」

[ 2015年2月28日 13:53 ]

DVD「中川家礼二の鉄学の時間」「それいけ 中川電鉄」発売記念イベントを行った中川家礼二
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 漫才コンビ「中川家」の礼二(43)が28日、都内の書店でDVD「中川家礼二の鉄学の時間」「それいけ中川電鉄」発売を記念したトークイベントを開催。東京駅開業100周年記念のIC乗車券Suica(スイカ)の販売をめぐり起こった騒動について「駅員さんがかわいそうでした」と話した。

 記念スイカは開業100周年当日の昨年12月20日、東京駅で1万5千枚を限定販売する予定だったが、希望者が殺到したため途中で販売が打ち切られた。買えなかった人が駅員に詰め寄るなど大混乱となった。その後、郵送とインターネットでの応募で希望者全員が購入できるように変更され、最終的に499万1000枚もの申し込みがあった。

 礼二は自他共認める“鉄ヲタ”ではあるが、もともとはやりものには興味がなく、「すごいスポットを当たっているものにはあえていかない。僕はああいうのは遅れて、誰も見向きもせえへんようになってから買うと」。結果的には希望者全員が手に入ることになったことで「あれだけ大騒ぎしたのは何だったのか」と苦笑いを見せた。

 当時の状況を振り返り「あの時の駅員さんはかわいそうでしたけどね。そういうシステムも何も考えてなかったんやから、責めてあげるなよと。お客さんが怒るのも分かるんですけど、駅員さんの立場も分かるんですけどね。駅員側に付いてしまって、心配になる」とモノマネで再現しながら駅員を擁護。「どっちの気持ちも分かるからあの報道を見た時は辛かった。鉄道に関しては、どうしても会社側についてしまう。申し訳ない」と話した。

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