男性初！岡田准一、主演＆助演Ｗ受賞　緒形拳さんの言葉を胸に…

優秀助演女優賞の大島優子はセクシーなドレスで登場

　「第３８回日本アカデミー賞」の授賞式が２７日、都内のホテルで開かれ、「Ｖ６」の岡田准一（３４）が、「永遠の０」で最優秀主演男優賞、「蜩ノ記」で最優秀助演男優賞を受賞した。最優秀主演＆助演賞をダブル受賞するのは、男性では初となる快挙。また、「永遠の０」は最優秀作品賞など最多の８冠に輝いた。

　岡田は右手に持った最優秀主演男優賞のブロンズ像を誇らしげに掲げた。うれし涙をこらえ、「このような素晴らしい場所に立てるようになりました」と笑顔を見せた。

　第２回で同賞を受賞した故緒形拳さんとドラマで共演した際、「君は芝居が向いてる。続けるには難しい環境かもしれないけど、続けなさい」と言われた。「向いてると言われたのは、芝居と格闘技だけ。この仕事を２０年間続けてきて、出会った方のおかげでここに立てている。映画人として認めていただいてありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

　ジャニーズ事務所所属のタレントが同賞の個人賞を受賞するのは初めて。最優秀主演女優賞は「紙の月」の宮沢りえ（４１）が受賞した。