たむけん、舞台1万人動員できなかったら…「間たむら」に改名

[ 2015年2月17日 06:56 ]

会見で笑顔をみせる(左から)「女と男」の市川、月亭八光、たむらけんじ、「テンダラー」白川悟実

 お笑い芸人のたむらけんじ(41)が16日、大阪市内で、月1回のコメディー舞台「ノンストップコメディ 出発進行!言うこと機関者」(なんばグランド花月)の開催を発表した。4月22日の初回公演を皮切りに来年3月まで12回行うもので、計1万人の動員が目標。達成できなかった場合、公私で慕う先輩の間寛平(65)から承諾を得ている間(はざま)姓を名乗り、芸名を「間たむら」に改名すると宣言した。

 「たむけん」の愛称が「はざたむ」になっ“ちゃ~”う!?同劇場の収容人数は858席で、全公演満員で1万296人。1回平均24人以下の空席しか許されず、1度でも561人しか入らないとその時点で即アウトになる厳しいノルマだ。

 たむけんは「知り合いの社長に頼んで客席をパンパンにさせます」と実業家として培った人脈をフル活用する。「それでも達成できなかったら、前から寛平さんが“間の名前やるわ”と言ってくれているので」と、高校の同級生とのコンビ「LaLaLa」(92年結成)を解散した99年から16年慣れ親しんだ芸名を捨てる覚悟。「炭火焼肉たむら」を経営することから「たむらは残したい。けんじはどうでもいいです」と笑わせた。

 同舞台は、たむけんが企画し、かつて人気を集めたテレビ放送のコメディー枠復活を狙ったもの。「さんまの駐在さん」(85年4月~86年10月)などABCテレビの日曜正午のコメディー枠は13年4月から休止中で、たむけんは同局「全快はつらつコメディ お笑いドクター24時!!」(10年4月~11年4月)に出演しており、「充実感があり、もう一度やりたいという思いがあった」と回想。「12回分の内容と舞台セットをパッケージにして1年後、テレビ局に売り込む」と力を込めていた。

続きを表示

2015年2月17日のニュース