SF作家の平井和正氏が死去「幻魔大戦」、「8マン」作者

[ 2015年1月19日 05:30 ]

 SF作家の平井和正氏(ひらい・かずまさ)が17日午後8時5分、急性心不全のため神奈川県鎌倉市内の病院で死去。76歳。神奈川県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は長男新(あらた)さん。

 中央大在学中の1961年にSF雑誌の奨励賞を受賞し作家デビュー。63年に原作を担当した「8マン」は自ら脚本を手がける形でテレビアニメ化され、同時期の「鉄腕アトム」と人気を二分する大ヒットとなった。

 宇宙の破壊者との闘いを描いた代表作「幻魔大戦」シリーズは、石ノ森章太郎氏との共作漫画を基に小説も刊行。映画化もされ大ベストセラーになった。漫画原作と小説を手がけた「ウルフガイ」シリーズも人気だった。

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2015年1月19日のニュース