音楽写真家の木之下晃さん死去 カラヤンやバーンスタインが評価

[ 2015年1月19日 14:46 ]

死去した木之下晃氏

 クラシック音楽を中心に50年間にわたり音楽シーンを撮り続けた写真家の木之下晃(きのした・あきら)さんが12日午後7時39分、虚血性心不全のため横浜市内の病院で亡くなった。78歳。長野県出身。19日、公式サイトで発表された。

 昨年末から入院加療中だった。葬儀・告別式は17日、親族のみで執り行った。後日、お別れの会を開く予定。

 ヘルベルト・フォン・カラヤンや小澤征爾氏(79)を撮影し、音楽写真という分野を切り開いた。その写真は「音楽が聴こえる」と、カラヤンをはじめ、レナード・バーンスタイン、ズービン・メータ(78)ら世界の音楽関係者から高く評価された。

 1985年に芸術選奨文部大臣賞。

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2015年1月19日のニュース