渡辺正行 石井光三さんに感謝「まるで父親」「今の俺はない」

[ 2015年1月13日 17:58 ]

石井光三さん(1994年撮影)

 タレントの渡辺正行(58)が13日、自身のブログを更新。かつて所属した芸能事務所「石井光三オフィス」の会長で、6日に亡くなった石井光三さん(享年83)をしのんだ。

 近親者のみで執り行われた葬儀・告別式に参列。「棺の中に、タバコのピース缶や社長の好きな物が入っていた。その中に、チキンラーメンがあった。社長がチキンラーメンを好きなことを、俺は知らなかった。なんか社長らしくて…涙してしまった」と振り返った。

 「まだ売り出して間もない頃、大阪の仕事で泊まりの時、社長のご実家に泊まらせてもらった。俺達のパジャマが用意されていて、俺達の歯ブラシが用意されていて…子供達と遊び、ご飯を食べ、夜、近くの竹林に向かってコントの練習をし…まるで家族のように接してくれた社長とご家族」と思い出をつづった。

 「俺達以上に良くしゃべり、良く動き、取引先に行っては『(コント)赤信号、よろしくお願いします!』と俺達が恥ずかしくなるような大声で営業し、仕事で出た弁当は必ず持って帰る。帰る時、楽屋の台本・ごみは必ず持って帰る…色々な事を教えてくれた」という恩人を「まるで父親だった。あんなマネージャーは他にいない」と表現した。

 「石井社長、あなたがいなかったら、今の俺はありません。コント赤信号もありません。ありがとうございました」と感謝の気持ちを記した。

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2015年1月13日のニュース