今は別々…コント赤信号 3人で石井さん棺担ぐ 社長の理想は「誰も来られないこと」

[ 2015年1月13日 18:53 ]

悲しみをこらえ取材に答えるラサール石井

 タレントのラサール石井(59)は、コント赤信号の3人で石井光三の棺を担いだものの、「何を言い合っていいかわからなくて」と会話がなかったことを明かした。

 ラサールは「本来なら(コント赤信号の)3人で会見したかったんですが、今は事務所がそれぞれ違っていて都合がつかないということで、私1人で代表で報告させていただきます」とあいさつ。「お葬式は派手にするなと。身内と所属のタレントだけでやると。タレントも仕事を調整するなと。一番理想的なのは誰も来られないこと。皆が忙しくて誰も来られないのが一番いいんだ」と石井さんが残した言葉を紹介し、声を詰まらせた。

 葬儀ではコント赤信号の3人で棺を担いだものの、一言も言葉をかわさなかったという。「何を言い合っていいのかわからないので、おうって。ずっと黙っていて。出棺したらそれじゃあ、って別れて。コンビなんてそんなものかもしれないですね。あいさつだけして別れるのがコンビっぽかっかなって思います」と葬儀での複雑な距離感を明かした。

 3人は石井さんにとって「不肖の息子3人」と言える関係だったと表現したが「僕は最初嫌われていた。石井君は嫌いやって言ってましたね。かしこぶったこと言うので」と意外なエピソードを披露。一方で「小宮(孝泰)君は可愛い、アホな子ほど可愛い」「渡辺(正行)さんのことは一番大事にしていましたね。リーダーで尊重して。リーダーが一番最初に事務所やめたので、本当は嫌だったんじゃないかなって思いますけどね。でも戻ってこいとは言わないんです、本当に意固地なんです」とそれぞれの関係性を振り返った。

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2015年1月13日のニュース