伊監督フランチェスコ・ロージ氏死去 世界3大映画祭を制覇

[ 2015年1月12日 05:30 ]

フランチェスコ・ロージ氏(2012年8月)

 イタリアの映画監督、フランチェスコ・ロージ氏が10日、ローマ市内で死去した。92歳。イタリアメディアによると直接の死因は不明だが気管支炎で病床にあったという。22年、イタリア南部ナポリ生まれ。

 62年に「シシリーの黒い霧」でベルリン国際映画祭の監督賞、63年に「都会を動かす手」でベネチア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞。72年に「黒い砂漠」でカンヌ国際映画祭の最高賞を獲得し、世界3大映画祭の全てで受賞した。

 97年のベネチア国際映画祭では審査員を務め、金獅子賞を受賞した北野武監督に金色の獅子像を手渡した。

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