高島礼子 夫・高知東生の観劇に大照れ「何回も見に来ると思う」

[ 2015年1月2日 16:58 ]

舞台「春日局」で共演する一路真輝(左)と高島礼子

 女優・高島礼子(50)主演の舞台「春日局」が2日、東京・日本橋浜町の明治座で開幕。高島は共演の一路真輝(49)、西郷輝彦(67)らとともに上演後に会見した。

 後に徳川家光となる竹千代の乳母として大奥入りする主人公のおふく(後の春日局)を演じる高島。年末まで稽古を積み重ねてきたが大みそか、元日が休みだったため「何もできませんでしたね。テレビを見たり、セリフを何回も言ってみたりして過ごしました」と苦笑いだ。

 中2日での“ぶっつけ本番”となったが、「皆の緊張感が伝わってきました。私も特に緊張したけれど、やることなすことが新鮮で苦労はしたけれど、楽しゅうございました」と手応えを感じている様子。夫の高知東生(50)も観劇に訪れており、「まだ会っていないし、途中でメッセージをもらうと怖いので携帯も切っています。でも、私が緊張する姿を見ていたので、帰ってから語られるのかな。これから何回も見に来ると思います」と照れ笑いを浮かべながら話した。

 一路は、「目つきや雰囲気がピリッとされていて、短い期間でものすごく吸収されて舞台に上がっている。私も刺激になります」と感嘆の面持ち。西郷も、「出番が多いし大変だけれど、座長として一座を背負っている」と太鼓判を押した。

 原作・脚本の橋田壽賀子さん(89)から演出を託された石井ふく子さん(88)は、「客席から見ていて、人間の基本の心が美しく映っているように見えた。文明と文化の差が激しい今の時代、こういう時代劇もちゃんとやっていかなければいけない」と合格点。高島も、「時代劇が映像でも舞台でも減っているけれど、本格的なこだわった舞台なので、大人から子供まで多くの人に楽しんでいただきたい」と、今月23日の千秋楽までの全力投球を誓っていた。

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