橋本環奈のブレーク見習うべき アイドルウォッチャーが分析

[ 2015年1月2日 10:22 ]

「Rev.from DVL」の橋本環奈

 「橋本環奈」モデルで成功を収めるアイドルは続くのか?美女、美少女ウォッチャーの北川昌弘氏が14年ブレークしたアイドルを分析した。

 今年の雑誌グラビアもAKB48を始めとした48グループが席巻したが、新たに“グラビア戦線”に名乗りを上げたのは筧美和子(20)、佐野ひなこ(20)、柳ゆり菜(20)ら女優、モデルの活動をしつつ、グラビア映えするボディーを生かしたタイプと、アイドルグループ「Rev. from DVL」の橋本環奈(15)、倉持由香(23)のようにインターネット上の評判をきっかけに人気を集めたタイプに分かれるという。

 中でもインターネットにアップされた画像が「天使すぎる」と話題になったことから人気に火が付いた橋本について「ネットが出発点で、そこから1年間勢いが止まらなかった。CMも出ているし、テレビでもちゃんとしゃべれているし」と一過性に終わらなかったことを評価。さらに橋本の注目度合に比べれば劣るものの、「Rev. from DVL」の人気も高まったことで、アイドルグループを売る好例として他のグループも見習うことができるのではと話す。

 倉持は2013年からツイッターに自身で撮影した画像「自撮り画像」をアップするようになり、徐々に注目度がアップした。「グラドル自画撮り部」と名付けて幅広いグラビアアイドルの間で流行。自身は「グラドル自画撮り部 部長」として「グラドル映画宣伝部」や写真集発売など仕事をつかみ取った。

 自発的に行ったかファンの行動かの違いはあるものの、「自画撮り部や橋本環奈もSNSを通じて売れたと言える。アイディア勝負の売り方も提示した」と両者の売れ方を解説。「地道にDVDを出して純粋にグラビアやりますよというアイドルとは一線を画すような新しい流れが出てきた。その流れが続くかどうか」と15年の展開を予想した。

 ◆北川 昌弘(きたがわ・まさひろ)美女、美少女&ドラマウォッチャー。1985年から独自の女優、女性タレントランキング「T.Pランキング」を作成。1985年4月以降のドラマはほぼすべてチェックし、「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」の審査員を務める。

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2015年1月2日のニュース