日本版ゴジラ12年ぶり製作へ!ハリウッド版に刺激「技術負けない」

[ 2014年12月8日 05:35 ]

歌舞伎町の新宿東宝ビルに出現する巨大なゴジラヘッドのイメージ写真(東宝提供)

 今年誕生60周年を迎えた人気怪獣映画「ゴジラ」の新作が12年ぶりに製作されることになった。東宝が発表した。2016年に公開予定。現在、ストーリーやスタッフ、出演者を選定している。

 04年公開「ゴジラ FINAL WARS」以来で、通算29作目。復活の契機は、今年5月に公開されたハリウッド版が全世界で興行収入570億円以上を稼ぎ、日本でも同32億円の大ヒットを記録したこと。東宝は「やはりゴジラは愛されていると感じた。ファンからの要望も多く、製作を決断した」と説明した。

 前作の製作発表で、東宝は「今後新しい映像表現が見つからない限り、新作は作らない」とゴジラのスクリーンからの引退を断言。だがこの10年間で、CGなどで映像を加工する技術が劇的に向上。東宝は「ハリウッドのように製作費200億円はかけられないが、技術的には負けない時が来た」と自信を見せている。北米やアジア圏など世界公開も目指す。

 それを見据えて、東京・新宿歌舞伎町に原寸大「ゴジラヘッド」を製作することを決定した。旧コマ劇跡地に建設中の新宿東宝ビルの8階屋外テラスに、頭部のゴジラ像(高さ12メートル)を設置。来年4月にお披露目する。12メートルの像を地上約40メートルのテラスに設置するため、身長50メートルの初代ゴジラとほぼ同じ大きさになる。日本政府観光局の調べでは、新宿は外国人観光客が日本で最も訪れる場所。東宝は「日本の新たなランドマークになれば」と、新名所にしたい意向だ。

 16年の新作に続き、18年にはハリウッド版の続編が公開。ゴジラはこれまで国会議事堂、東京タワー、大阪城など日本各地のランドマークを破壊。20年の東京五輪を控え、新作では、五輪のメーン会場として19年に完成予定の新国立競技場がターゲットになることも考えられる。

 ≪今年ギネスに登録≫ゴジラは今年、ギネス世界記録に登録された。ギネスワールドレコーズ社が「最も長く継続しているフランチャイズ映画」という新カテゴリーで認定。今年のハリウッド版が公開されたことで、ゴジラというキャラクターを用いた映画が60年にわたり継続していると同社が判断した。東宝はこのほど社内に「ゴジラ戦略会議」を新設。今後、ゴジラをより世界に広めていく方法を模索していく。

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