オーラ消し、帽子を目深に…文太さん行きつけの店でも惜しむ声

[ 2014年12月3日 09:05 ]

菅原さんの行きつけだった「BAR ROSA ROSA」

 菅原文太さんは晩年、福岡に自宅を構え、定期的に滞在していた。福岡市の中心街・天神からほど近い中央区警固(けご)には行きつけの店もあり、突然の訃報に悲しみが広がった。

 スペイン料理などを提供する「BAR ROSA ROSA」の戸畑泰臣オーナーは「いつも決まってカンパリソーダを注文していました」と振り返った。自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆を販売する「焙煎屋」の平山悟社長は「高倉さんが亡くなられ、菅原さんはどうしているかなと思っていたら。立て続けに亡くなられるとは残念…」と悲しんだ。パナマ産の最高級豆「ゲイシャ」を勧めると好んで注文していたという。

 文太さんはジャージーなどラフな格好が多く、帽子を目深にかぶり、わざとオーラを消すようにしていたという。両店ともスター俳優を特別扱いせず、文太さんもそうした静かに過ごせる場所を好んでいたようだ。

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2014年12月3日のニュース