“コケられない”フジ開局55周年プロジェクト 村瀬P“リベンジ舞台”

[ 2014年11月4日 10:00 ]

 信長協奏曲のドラマは別の信長からヒントを得たものだった。

 村瀬プロデューサーは昨年4月に放送された天海祐希(47)主演のスペシャルドラマ「女信長」を担当。その準備段階で、「戦国時代を舞台にすると、濃厚な人間ドラマが描ける」と気付いた。人間ドラマがドラマチックに展開するにはさまざまな事件が必要。「現代に事件なんて簡単に起こらない。でも、戦国時代はさまざまな事件が起こるので、無理して何かを起こさなくていい。信長協奏曲という原作は、ドラマにピッタリでした」と説明した。

 信長協奏曲はフジテレビの開局55周年プロジェクトで、7~9月にアニメ、10~12月にドラマを放送、そして来年には映画が公開される。まさに“コケられない作品”。女信長は視聴率20%を目標としたが、結果は8%台。村瀬氏は「僕にとってはリベンジの意味合いもある」と強調。信長の借りを信長で返すつもりだ。

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2014年11月4日のニュース