池上彰　女子アナにツッコミ「相当、上から目線」

取材会で照れ笑いを浮かべる相内優香アナ

　ジャーナリスト池上彰氏（６４）が２６日、テレビ東京（東京・港区）で行われた「池上彰のＪＡＰＡＮプロジェクト～ニッポンの底力スペシャル～」（１１月９日、後４・０～５・１５、後７・５４～９・４８）の取材会に出席した。

　外国から「クールジャパン」とも称される日本の魅力がどのように形成されたのかを検証していく報道番組。池上氏は食品偽装などを例に「ついちょっと前まで日本ではとってもひどいことがあった」と話し、「だけど、それは日本人が持っている底力によって克服してきた。この番組を通してそのことを皆さんに分かって頂ければ」と番組の主旨を説明した。

　ドキュメンタリードラマとして、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の日本製紙石巻工場の“奇跡”を描く。当時、日本の出版界の約４割を担っていた紙の工場で、少年誌が発売中止になるなど日本中に影響が広がった。主演の寺脇康文（５２）は池上氏が監修する同局の「１３７億年の物語」で共演しており、「視聴者の立場で楽しみにしている」と笑顔。同席した相内優香アナウンサーが「撮影現場を見学したのですが、“はまり役”でした」と寺脇について話すと、池上氏は「相当、上から目線ですね」とツッコミを入れて笑わせた。