「HERO」有終22.9% キムタク「たくさんの皆さんに感謝」

[ 2014年9月25日 05:40 ]

 22日に放送されたSMAP木村拓哉(41)主演のフジテレビのドラマ「HERO」の最終回の平均視聴率が、22・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが24日、分かった。瞬間最高は午後10時7分に記録した25・3%。木村が演じる東京地検城西支部の検事・久利生公平が、法廷で証人から15年前の事件の真相を引き出し、「検察からは以上です」と締めくくったクライマックスの場面だった。

 7月14日の初回が平均26・5%と好スタートを切り、全11回の平均視聴率は21・3%。NHK連続テレビ小説「花子とアン」の平均22・6%(今月17日放送分まで)には及ばないものの、今年放送された民放の連続ドラマでは、4月期の日本テレビ「花咲舞が黙ってない」の16・0%を大きく上回りトップ。NHKを含む全局のゴールデン(午後7~10時)とプライム(同7~11時)両時間帯のレギュラー番組でも首位となった。木村は「スタッフ、キャスト、そしてドラマを見てくださった、たくさんの皆さんに感謝!!!」と喜びのコメントを発表した。

 シリーズ第1弾以来13年ぶりの復活でも好評を博し、「HERO」の根強い人気を見せつけた格好。同局の亀山千広社長は12日の定例会見で、第3弾について「“次もあるよね”と廊下で(スタッフと)すれ違ったら言うと思う」と、ドラマにバーのマスター役で出演する田中要次(51)の決めぜりふ「あるよ!」に引っ掛けて、前向きに発言。07年に続く劇場版第2弾の製作も噂されており、“HERO旋風”はまだまだ続きそうだ。

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2014年9月25日のニュース