ミムラ デビュー10年での初舞台に意欲「愛おしい舞台に」

[ 2014年9月25日 12:40 ]

舞台「スタンド・バイ・ユー~家庭内再婚~」の製作発表に登場したミムラ

 女優のミムラ(30)の初舞台となる「スタンド・バイ・ユー~家庭内再婚~」(2015年1月12~27日、東京・シアタークリエ)の製作発表が25日、都内で行われた。ミムラは、デビュー10年を経ての初挑戦に「舞台はいつかはやりたいと思っていた。お客さんとして舞台を見ていて、一番好きなのが会話劇。そんな思いが高まった時にオファーをいただいた」と感激の面持ちで話した。

 フジテレビ「最後から二番目の恋」などを手掛けた脚本家・岡田惠和氏(55)が、自称“脚本家生活25周年公演”と銘打つ、オリジナルの戯曲。家族ぐるみで付き合う2組の夫婦が、互いの相手と過ちを犯してしまったことから起こる騒動が繰り広げられる。

 草食系の妻・ハルカを演じるミムラは、「自然で、本当はモンスターを抱えている自分を認識していないところが魅力のひとつ。無自覚と、自覚するところのギャップを出せれば」と意欲。一方、夫役の戸次重幸(40)は、「ぶっちゃけスッカラカンのチャラい男で、等身大の私に近い。役づくりをせず、自然体で演じたい」と明かした。

 既に出演者全員での本読みを行っており、ミムラは「とても緊張して、自分のところは精いっぱいですけれど、家で台本を読んでいる時とは格段に違う。夫婦のダメなところ、奇妙でおかしい、けれど愛おしいと思える舞台になるのでは」と期待が高まっている様子。演出の堤幸彦監督(58)は、「皆さま、(脚本が)当て書きかと思うくらいピッタリ。これから稽古で、心に潜むダメな部分をより増幅させ、とんでもない人物にコミットしていきたい」と構想を披露していた。

 他に真飛聖(27)、勝村政信(51)らが共演する。

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