杉浦タカオ、オファー断っていた…兄・太陽「どういうことやねん」

[ 2014年9月25日 12:43 ]

映画「ファーナス/訣別の朝」公開記念トークイベントにゲスト出演した杉浦太陽(左)と杉浦タカオの兄弟

 俳優の杉浦太陽(33)が25日、都内で行われた「ファーナス/訣別の朝」(27日公開)の公開記念トークイベントに実弟でミュージシャンで俳優の杉浦タカオ(31)とそろって登場。幻の“兄弟ウルトラマン”誕生のチャンスがあったことを明かした。

 兄弟愛が映画のテーマの1つということで、2人のイベント出演となった。太陽が「プライベートを覗き見されているみたい」と頭をかけば、タカオも「恥ずかしい」と照れ笑い。「友達のような兄弟」(太陽)で、ほとんどケンカもしないという仲良し兄弟。上京してからも太陽が結婚するまで、2人で7、8年は2人で暮らしていたほど。

 太陽が「ちっちゃい頃からブラコン。周りからもどんだけ弟好きなん!って言われるぐらい愛している。兄は心配でしょうがない。生まれてきてくれてありがとう」と溺愛ぶりを披露すると、タカオも「愛されてます。僕は助かってます。全部感謝です」。

 先に俳優デビューした太陽は2001年に「ウルトラマンコスモス」(毎日放送)で主演。その後、ミュージシャンから役者の世界に活躍の場を広げたタカオが、2004年に「仮面ライダー剣」(テレビ朝日)に出演。「兄はウルトラマン、弟は仮面ライダー」と注目を浴びた2人。太陽は「僕がウルトラマンをやった後にも、ウルトラマンのオファーを断ったんですよ。兄弟でウルトラマンをやれるのに断ったのか!って。その翌年に仮面ライダーやったんです。どういうことやねん!って。まあ、その結果、兄弟ヒーローになれたんですけど」と意外な秘話を笑って暴露。

 タカオは「もともと兄はずっと先を走ってくれているので、僕は追いつきたい気持ちでいっぱいだった。(ウルトラマンのオファーがあった)当時は音楽でやっていけるという自負があったんです。でも、気分も変わって、役者のお仕事をやりますって言ったら、仮面ライダーのお話をいただいた」と苦笑いで、当時の思いを振り返った。

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