アナ雪 来春新作短編、先行上映 アナの誕生日パーティーが舞台

[ 2014年9月4日 05:30 ]

 米ディズニーは2日、日本でも人気のアニメ映画「アナと雪の女王」(原題「フローズン」)の短編を製作中と明らかにし、2015年春に先行上映すると発表した。米誌「バラエティー」(電子版)などが報じた。

 米ABCテレビで同日放映された「アナ雪」の特別番組で、声優の一人が公表。ディズニーの公式ツイッターでも「アナ、エルサ、オラフが15年春、新作短編で帰ってくる」と、おなじみのキャラクターがスクリーンに登場すると明らかにしている。

 監督や声優陣は前作と同じ。世界中で大ヒットした主題歌「レット・イット・ゴー」の作曲者による新たな曲も作られるといい、こちらも大きな注目を集めそうだ。

 短編アニメの題名は「フローズン・フィーバー」で、舞台はアナの誕生日。姉のエルサ、アナに思いを寄せる青年クリストフらが、最高の誕生日パーティーを開こうと奮闘する。だが前作同様、全てを凍らせてしまうエルサの能力が“暴走”。パーティーが大混乱に陥る。

 「アナ雪」は世界各国で社会現象になるほど大ヒット。世界全体での興行収入は約12億3000万ドル(約1300億円)で、歴代5位となっている。特に日本ではスーパーヒットになっており、興行収入は254・4億円(9月1日現在)。これは「千と千尋の神隠し」(01年)、「タイタニック」(97年)に次ぐ歴代3位の記録。3月に公開され、上映は現在も続いており、観客動員は2000万人を超えている。7月に発売されたDVD、ブルーレイの売り上げは250万枚を突破している。

 短編公開が決まったことで、アナ雪フィーバーはまだまだ続きそうだ。

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2014年9月4日のニュース