名倉七海 エアギター世界一“凱旋報告”、年内にリアルデビュー!

[ 2014年9月4日 06:30 ]

エアギター世界選手権で優勝者に贈られるエレキギターを披露する名倉七海

 フィンランドで8月29日(日本時間同30日)に開催されたエアギター世界選手権で優勝したタレント名倉七海(19)が3日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れ“凱旋報告”を行った。

 エアギターのさかんな米国や英国、カナダ代表ら精鋭15人を倒して世界チャンピオンになった名倉。帰国後、真っ先に訪問したのはスポニチだった。「カワイすぎるエアギター代表」として紹介した8月23日付の本紙芸能面がエールになったといい「スポニチさんを読んだ方から“頑張って”というたくさんのメッセージをいただいたんです」と頭を下げた。優勝の瞬間は「自分が優勝したと分かった時は“これって現実?”って驚きました」と笑顔で振り返った。

 2012年から「世界初のエアギターアイドル」として活動したが、今年4月にグループ解散。無名の元アイドルだったが、06年と07年に連覇したお笑いコンビ「ダイノジ」の大地洋輔(42)以来、7年ぶりの日本人優勝。NHKをはじめ、国内外の有力テレビ局や新聞が取り上げ、一躍時の人となった。

 この快挙がさっそく、今後の芸能活動に影響を及ぼした。レコード会社「フォーライフ ミュージックエンタテイメント」が「透明感ある歌声と、抜群の表現力を生かした歌手に」と来年春をメドにソロデビューを準備していたが、時期が年内に早まったのだ。

 “エア”でつかんだ新たな一歩は“リアル”での挑戦。名倉が「刺激を受けた」という吉田拓郎(68)の初期の名曲「こうき心」などをギターで弾き語りするCDが発売される予定。「帰国後はギターの練習をしています。いつか作詞・作曲もしてみたい。演技もやってみたい」と目を輝かせた。

 ◆名倉 七海(なぐら・ななみ)1995年(平7)5月7日、東京都生まれ。12年にフォーライフレコード開催のアイドルオーディションで、エアバンドアイドルに選ばれ「テレパシー」メンバーとして活動開始。特技はヒップホップダンス。身長1メートル57。血液型B。

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