藤あや子 初の夏フェスでジャズ熱唱「次はフジロック目指す」

[ 2014年7月27日 05:30 ]

ジャズフェスティバルで熱唱する藤あや子

 演歌歌手の藤あや子(53)が26日、石川県の七尾マリンパークで開かれた野外音楽祭「モントレージャズフェスティバルイン能登」に出演した。

 黒を基調としたロングドレスで両肩をあらわにし、つばの大きなハットをかぶり登場。生バンドの演奏に乗り、スタンダードの「マイ・ファニー・バレンタイン」や、ジャズアレンジした持ち歌「雪 深深」など6曲を歌唱。和装の演歌とはまた違った色気で、約4500人の観客を魅了した。

 25周年を迎えた昨年10月、初のジャズアルバムを発売。「演歌は型にハマった美しさがある。ジャズは真逆。フィーリングで自由に歌える」と楽しさを知った。七尾湾に近いステージで風を感じて歌い、「暑かったけど、本当に気持ちよかった」と感想。89年に始まり、今年で26回目の歴史ある音楽祭。熱帯JAZZ楽団、T―SQUAREら9組と競演した。

 夏フェスへの出演は初めて。洋楽ロック好きでも知られ「次はフジロックを目指したい。“藤”ロックよ!ジョン・ボン・ジョヴィと共演したいわ」と興奮。母校の秋田・角館南高と今年合併した角館高が、初めて甲子園行きを決め「応援に行きたい。(OBの)柳葉敏郎さんを誘わなきゃ」と話した。

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2014年7月27日のニュース