裕次郎さん最後の肉声も…秘蔵映像満載!生誕80年DVD12月発売

[ 2014年7月22日 05:35 ]

DVDとCDボックス「石原裕次郎 永遠の夢」ジャケットに使われる石原裕次郎さんの写真

 故石原裕次郎さんのお宝映像や音声を収めたDVDとCDのセット「石原裕次郎 永遠の夢」が、生誕80年となる今年12月に発売される。TBSが所蔵しているインタビューや歌番組など約20時間分の中から、2時間40分の映像を厳選する。

 1957年公開の映画「嵐を呼ぶ男」で大人気を博した翌年、インタビューに応じる23歳の裕次郎さんのはつらつとした姿や、65年に初めて全国リサイタルを行った際に大分・別府での公演に密着したドキュメンタリーなどを収録。宿で妻の石原まき子さん(80)とくつろぐ姿や、リサイタルの舞台袖で緊張している裕次郎さんの素顔もふんだんに収められる。

 肝細胞がんで亡くなる3カ月前の87年4月、療養先の米ハワイから帰国する前にファンに向けて収録した最後の肉声メッセージも収められる。「また仕事を頑張るので皆さんよろしくお願いします」と前向きな内容で、いまもファンの心に残っている。このほか、ワイドショーなどで放送されていない映像も含めた裕次郎さんの貴重な姿がよみがえる。

 またCDには、日活撮影所の倉庫から発見された、裕次郎さんが映画のために録音した主題歌や挿入歌などが収録される。

 都内の自宅で発売を発表した石原プロモーション会長でもあるまき子さんは、23歳の裕次郎さんの映像を見ながら「なんて愛らしいんでしょうね」と目を細め、自身の年齢と比べて「今の年だと孫ですね」と笑顔。「自然の素顔が出ている」と話し「素晴らしいものができましたよ」と裕次郎さんの仏壇に報告した。発売日は、裕次郎さんの80歳の誕生日(12月28日)直前の12月17日。DVD3枚、CD6枚と解説書付きの豪華セットで2万7000円(税抜き)。

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