栩内被告の傍聴席求め940人が列 ブラウス、眼鏡姿で入廷

[ 2014年7月22日 13:46 ]

送検のため、警視庁東京湾岸署を出る栩内香澄美容疑者

 歌手ASKA(本名宮崎重明)被告(56)と共謀して覚せい剤を所持した疑いで逮捕され、その後覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた知人の栩内香澄美(とちない・かすみ)被告(37)の初公判が22日、東京地裁(鈴木巧裁判官)で開かれた。

 この日は20の一般傍聴席を求めて940人が長い列を作った。

 栩内被告は白地に黒いラインのブラウス、眼鏡姿で入廷。尿と毛髪から覚せい剤の陽性反応が出ているが、「私が覚せい剤を使用したことはありません。尿検査などの鑑定が出たことは聞いていますが、使用した事実がないので、鑑定の誤りか、第三者が知らない間に私に使用したかです。私が故意に覚せい剤を使用した事実はないので、私は無罪を主張します」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。

 ASKA被告は目黒区の自宅で覚せい剤と合成麻薬MDMAを所持したなどとして2回起訴され、今月3日、保証金700万円を納付して保釈された。初公判が開かれる8月28日まで治療を続けると表明しており、起訴内容を認めるとみられる。

続きを表示

この記事のフォト

2014年7月22日のニュース