吉永小百合が世界参戦 初プロデュース映画、モントリオール出品

[ 2014年7月9日 06:16 ]

映画「ふしぎな岬の物語」のワンシーン。(左から)笑福亭鶴瓶、吉永小百合、竹内結子、阿部寛

 女優吉永小百合(69)の主演映画「ふしぎな岬の物語」(監督成島出、10月11日公開)が、今夏開催の「第38回モントリオール世界映画祭」(8月21日~9月1日)のワールドコンペティション部門に出品されることが決まった。

 成島監督と共同で、吉永が初めて企画・プロデュースを手掛ける作品。吉永主演作の海外映画祭出品は、08年のベルリン国際映画祭「母べえ」以来。決定を受け、成島監督は「海外の皆さまがどうご覧になるか今から楽しみ」と話している。

 モントリオールは日本作品には縁起の良い映画祭。08年に滝田洋二郎監督の「おくりびと」がグランプリを受賞。その後、米アカデミー賞で日本作品で54年ぶりに外国語映画賞を受賞している。99年には「鉄道員」で高倉健(83)が主演男優賞を受賞。10年に「悪人」で深津絵里(41)が最優秀女優賞を受賞しており、吉永が同賞を受賞すれば4年ぶりの日本人の受賞となる。

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2014年7月9日のニュース