浅野忠信、モスクワ映画祭トロフィーに笑顔「いい重みだな」

[ 2014年7月1日 05:30 ]

トロフィーを手にポーズを取る浅野忠信と二階堂ふみ

 「第36回モスクワ国際映画祭」で最優秀作品賞を受賞した熊切和嘉監督(39)の映画「私の男」にダブル主演した浅野忠信(40)、二階堂ふみ(19)が30日、都内で受賞会見を開いた。

 浅野は最優秀男優賞とのダブル受賞。授賞式に参加しなかったため、この場で銀色のトロフィーを受け取り、「いい重みだな」と笑顔を見せた。「40代の再スタート」という思いを込めて臨んだ作品。撮影を振り返り、「監督に生意気な態度を取ったこともあったけど、あふれる思いで役作りした。ムキになるぐらい熱くなっていかないと、伝わらないことがあった」と熱弁。海外作品に出演した際に勉強したことを、日本作品に持ち込むことを心がけて演技をしてきたといい、「間違いじゃないということをかみしめることができた」と手応えを感じていた。

 二階堂は受賞を母親にメールで報告。「いつかは主演女優賞を楽しみにしてます」と返信があり、「また頑張ろうと思います」と力を込めた。熊切監督は滞在先の台北からテレビ電話で登場。「これからはより覚悟を持って撮っていきたい」と話した。

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2014年7月1日のニュース