遠野なぎこ 恋人に戻る離婚「私でごめんなさい」時折笑顔見せる

[ 2014年7月1日 12:51 ]

離婚会見の最後は笑顔で会場を後にする遠野なぎこ

 28日に5歳年上のバー経営者とわずか55日で離婚した女優の遠野なぎこ(34)が1日、都内で離婚報告会見を開いた。左手薬指には結婚指輪をしたままで、時には涙、時には笑顔を見せる異例の離婚会見となった。

 会見冒頭、「私の離婚でご迷惑、ご心配をお掛けして申し訳ございません」と頭を下げた遠野。「自分の自尊心の無さが一番の原因。自分に自信がないから、愛し方にも家庭を築くことにも彼から愛をもらうことにも自信がなかった。彼を縛りつけてしまった。彼は非はない、私が怖がりで諦めちゃった。人としても未熟だった。(彼には)私でごめんなさいって感じです」と涙ぐんだ。

 「今でもお互い好きなんです。私も大好きだし、彼も好きでいてくれる。愛情は変わっていない」と今でもお互いを思い合っていると強調した遠野。「(結婚生活では)日々ケンカになってしまい、夫婦という形が重荷になってしまった。それを離婚して取り除こうということで、恋人に戻ることにした。そのまま(婚姻関係を)続けていけばお互い苦しめ合うだけになってしまう。好きでいたいから」と“恋人に戻る”という選択をした経緯を明かした。

 遠野は今月に入り、交際を機に治まった摂食障害が再発したことを報告。「彼と出会ったことで病気が改善して、食事をしておいしい、楽しいということを思い出させてくれた。(再発は)悔しかった。気持ちの不安定さは結婚してすぐ出ていましたけど、それに彼を巻き込むのは違うと思った」。結婚会見では「子供がほしい」と語っていが、「そこが一番ショック。今まで一度の思ったことがなかったから。虐待をされて育ったから、初めてこの人の子供だったら思った」と子作りへの無念をのぞかせた。

 “別居婚”というスタイルを取っていたこともあり、離婚後も「生活としては何も変わっていない」。気持ちの面では「食事もしっかり取れていますし、(彼に)求めすぎなくなった。変わっていけるのではないかと思っています」と変化の兆しがあるという。 彼との再婚の可能性について問われると、「わからないですね」と困惑。「これから支え合っていければいい。まずはお互い努力していかないといけない。お互い笑顔でいられるならお付き合いは続いたほうがいいとは思う。そこは普通のカップルと同じだ」と答えるにとどめた。

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