太陽の塔ロボ出現!?夢のコラボ超合金に予約殺到!

[ 2014年5月14日 09:26 ]

あべのハルカス前に現れた「太陽の塔のロボ」 (C)TARO OKAMOTO/(C)BANDAI)

 芸術家・故岡本太郎さんが手掛けた1970年の日本万国博覧会のシンボル「太陽の塔」とコラボした「超合金 太陽の塔のロボ」(9月27日発売)に予約が殺到している。

 玩具メーカー・バンダイの「超合金」生誕40周年を記念したもの。岡本太郎記念館の平野暁臣館長の快諾を得て実現した。「塔形態」から「ロボ形態」、さらに内蔵兵器まで見える「超兵器発動形態」の3段階変形が可能で、まさに芸術が爆発した仕上がりとなっている。

 通常1万個でヒットと言われる大人向け超合金シリーズ。「…ロボ」は受注生産のため販売数は非公表だが、今月8日の予約開始から問い合わせの電話が鳴りやまず、公式サイトのアクセス数も通常の3倍以上と話題沸騰。短文投稿サイト「ツイッター」の関連ツイートも2万件に迫る勢いで、大ヒットは濃厚だ。

 希望小売価格1万7000円(税抜き)と割高ながら反響を呼んでいることに、同社広報は「芸術作品ということが大きいのでは。関西のメディアなど多方面から問い合わせをいただいてます」と話している。

 ▽太陽の塔 大阪万博の象徴として建造された故岡本氏の代表作の1つ。終了後も引き続き万博記念公園に残されており、塔の高さは70メートル。未来を表す上部の黄金の顔、現在を意味する正面胴体部の太陽の顔、過去を表現した背面の黒い太陽の3つの顔を持つ。内部は空洞で生命の進化を表現したオブジェ「生命の樹」がある。大阪府が来年にも内部公開を目指すとの方針を示している。

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2014年5月14日のニュース