佐村河内氏 音楽修業は「すべてうそ」 著書出版・講談社に白状

[ 2014年3月21日 05:30 ]

 ゴーストライターによる楽曲の代作が問題となった佐村河内守氏の著書「交響曲第一番」を出版した講談社は20日、「うそを見抜くことができず、読者に心よりおわびする」とのコメントを発表した。同日までに佐村河内氏と面談し、事実関係を確認したという。佐村河内氏は面談で「(著書の)音楽修業・音楽修学に関することはすべてうそ」と説明。「それ以外の、本に書かれたことは事実です」と主張した。「本に関してゴーストライターはいません」とも述べたという。

 「交響曲第一番」は2007年刊行。聴力を失った中で作曲を続けたとのエピソードに加え、4歳から母の指導でピアノを猛練習し、専門書を買い求め独学で学んだことなどが記されていた。

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