「明日ママ」3週連続企業CMなし…あだ名もそのまま

[ 2014年2月19日 22:55 ]

 児童養護施設の団体などから内容改善を求められ、番組スポンサー全社がCMを見合わせた日本テレビの連続ドラマ「明日、ママがいない」(水曜後10・00)の第6話が19日、放送され、企業CMが1本もない状況は3週連続となった。また「ポスト」などのあだ名も継続して使われた。

 この夜、エンドロールまでに流れたのはACジャパン(旧公共広告機構)の公共CM5本、同局の番組宣伝5本だけ。

 いわゆる「スポットCM」(スポンサー以外の企業CM)も消えたのは第4話(5日)からで、AC広告5本と番組宣伝6本のみ。第5話(12日)はAC広告4本と番組宣伝6本だけだった。

 物語の舞台となった児童養護施設の描写などをめぐり、先月15日のスタート直後から賛否両論を巻き起こし、2話目(同22日)から3社がCMを取りやめ。3話目(同29日)から全8社に。契約は継続しているものの、全社がCMを見合わせるのは異例。

 AC広告は第2話が3本、第3話が最初のCMから10本連続だった。第2~5話と同じく、この夜も冒頭のタイトルバックの後に提供テロップは表示されなかった。

 この夜は施設の職員・ロッカー(三浦翔平)が口をきけなくなった理由や施設長(三上博史)が刑事だった過去が明かされた。

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2014年2月19日のニュース