常盤貴子「やっと夢かなった」 大林映画に念願の出演

[ 2014年1月31日 19:20 ]

「野のなななのか」の完成披露試写会に出席した(前列右から)大林宣彦監督、左時枝、常盤貴子、品川徹ら

 映画「野のなななのか」の完成披露試写会が31日、東京都内で開かれ、大林宣彦監督のほか出演した品川徹、常盤貴子らが舞台あいさつした。常盤は「やっと大林監督の映画に出られた。夢がかなった」と満面の笑みで完成を喜んだ。

 「野のなななのか」は、旧ソ連と日本の間で起きた戦禍をテーマに、平和の意味や生と死について問う作品。戦争で心の傷を負った光男(品川)の死をきっかけに現れた謎の女性・信子(常盤)とさまざまな人々の交流をしみじみと温かく、幻想的に描いている。

 大林映画に初出演という常盤は「みな自分の大切なつながりに思い至る映画です!」と称賛。大林監督は「日本のこれからを考えるきっかけになるような映画であってほしい」と期待を込めた。

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2014年1月31日のニュース