元ダンサーに懲役6年の判決 ボリショイ芸術監督襲撃事件

[ 2013年12月3日 21:40 ]

 モスクワの地区裁判所は3日、ロシアのボリショイ・バレエ団芸術監督の襲撃を指示、重傷を負わせた傷害罪で、ボリショイ劇場の準トップダンサーだったドミトリチェンコ被告に懲役6年、実行犯の男に懲役10年の判決を言い渡した。

 ドミトリチェンコ被告はバレリーナの配役などをめぐって芸術監督フィーリン氏と対立。ことし1月に実行犯の男に指示して、モスクワの路上でフィーリン氏の顔に強酸液をかけさせた。フィーリン氏は視力に重い障害が残り、治療を続けている。

 事件は世界的に有名なボリショイ劇場を揺るがした内紛劇として内外で話題になった。(共同)

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2013年12月3日のニュース