お笑いだけじゃない!吉本興業「涙活」本を発売

[ 2013年11月28日 09:00 ]

橋本昌人著「なみだのラブレター」

 “お笑い王国”吉本興業が今話題の「涙活」に乗り出した。一般の人から寄せられた厳選ラブレター44通を編さんした「なみだのラブレター」が27日、ヨシモトブックスから発売された。

 手掛けたのはお笑いの一時代を築いた「心斎橋筋2丁目劇場」の番組作りにも携わった放送作家・橋本昌人氏(48)。ラジオやテレビ番組のコーナーで募集した手紙を約15年かけて500通余り集め、追加取材などを経て約半年かけ本にした。

 娘から認知症を患った母へ、孫から冷たくあしらってしまった祖母へ、時には愛犬へ…。それぞれの立場で共感できる一冊で、親交の深いお笑い芸人「矢野・兵動」の兵動大樹(43)も「泣ける。泣いた後人生ってステキやなあと思える本」と絶賛。

 橋本氏は「仕事柄、笑いを追求していったら表裏一体というかジーンと感動することの大切さに気づき始めたんです。だからこそ、吉本から出版することに意味があると思いました」と話す。

 「就活」「婚活」「朝活」などに続き、最近では涙を流して心の浄化を図る「涙活」が見直されている。橋本氏も「笑いが体にいいのはもちろんですが、泣くことは漢字から見ても分かるように“涙を流して立ち上がる”涙という漢字は“泣いて本来の自分に戻る”ということだと思います」と分析する。

 橋本氏は第2弾、第3弾の出版はもちろん「ここにある手紙は多くて便せん3枚の世界ですが、それぞれの人物に肉付けしていって映像化できれば最高ですね」と話す。「お笑い」だけでない吉本の「涙活」にも注目だ。

 ◆橋本 昌人(はしもと・まさと)1965年(昭40)3月21日、大阪府寝屋川市生まれ。大阪芸大卒業後、商社に就職するが夢を諦めきれず約2年で退社し放送作家へ転身。

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