板東英二「めちゃユル」で仕事復帰　「自慢は早い」と岡村ツッコミ

「めちゃ×２ユルんでるッ！」に出演した板東英二

　個人事務所に約７５００万円の申告漏れがあった影響で仕事がなくなり、今月１０日に釈明会見を開いたタレントの板東英二（７３）が２４日、「ナインティナイン」岡村隆史（４３）によるインターネット動画番組「めちゃ×２ユルんでるッ！」に出演し、“仕事復帰”を果たした。

　この日の配信が第９回目となる同番組は、初めて東京のスタジオを飛び出し、岡村が地元・大阪で“原点を振り返る”ロケの模様を生配信。岡村はなんばグランド花月や吉本総合芸能学院を訪問した後、親友のお笑いコンビ「へびいちご」の高橋智（４３）とともに行きつけの喫茶店でトークを展開した。

　数年前、岡村がテレビ番組で語ったことで、“ゆで卵好き”として広く知られるようになった板東は、岡村に縁のある人物としてサプライズ出演。「ブレークしたけどお礼も言っていない。罰当たりました」などと自虐的に語り、「うれしかったですよ。（目の前にカメラがあるのは）１年ぶりぐらいですから」「こんな大きな声でしゃべるの久しぶり」と久々の仕事に笑顔を見せた。

　板東は１０日の会見で脱税疑惑は否定し「植毛のお金は経費と認められると思っていた」などと釈明した。この日も「あれ難しかったですね。粉の量が。かゆいんだよね」などと植毛について赤裸々告白。「本当にしょうがない。不徳の致すところ」と反省の姿勢を強調したが、プロ野球選手時代にオールスターに選出されたことや、お笑いタレントとして賞を受賞したエピソードを明かしたことから、岡村に「自慢はまだ早いんじゃないですか？謙虚でないと」と突っ込まれる場面もあった。

　また、休業していた時期は「１日が長かった」と話し、耳が不自由な男性と知り合ったことがきっかけで手話を習い始めたことも告白。“この度はファンの皆様方には大変ご迷惑をおかけして失礼しました”と手話を披露し、岡村を驚かせていた。