みのもんた一問一答(2)「親として目をそらすわけにはいかない」

[ 2013年10月27日 07:57 ]

報道陣の質問に、天を仰ぎながら質問に答えるみのもんた 

みのもんた降板会見

 ――次男とは直接話したか?

 「保釈後に一度だけ自宅に会いに行ったが、何もしゃべらず顔だけ見て5分で帰った。(次男は)玄関口で正座して“ごめんなさい”と何か言いかけたが無視した。言うべき言葉がなかった。怒りより悲しかった」

 ――子育てで間違っていたところとは?

 「厳しすぎたかなと思う。お小遣いにしても大変厳しかった。悪いことをしたら、中学2年くらいまで殴った。“嫌なら出て行け”と。それが父親のええかっこしいだった。何でも話せる親じゃなかった」

 ――次男はなぜ人のバッグを盗んだのか?

 「財布を落としてキャッシュカードなどをなくしたと弁護士を通じて聞いた。事実は分からない。落ち着いたら直接聞きたい」

 ――以前の会見で「俺の息子でなければ騒がれなかった」と言っていたが。

 「平凡なサラリーマンのせがれだったら“バカヤロー”で済んだのに」

 ――文化放送などの番組は継続するのか?

 「読売テレビにも降板を申し入れたが、社長から“どうぞ続けていただきたい”と言われた。うれしかった。私のルーツの文化放送も、スポンサー2社がCMを自粛したのに、“しゃべるという世界の中で生きざまを見せてくれ”と言われ、きょうも生放送をしてきた。自分はどこまで立ち直れるのか、どこまで強い男になれるのか挑戦してみたい。なんとしてでも、与えられる限りしゃべる場を放したくない」

 ――過去の著名人の子供が事件を起こした場合に、厳しいコメントをしてきたのではないか?

 「バカ息子、バカ娘とは言ったが、親に“仕事を辞めろ”と言ったことはない」

 ――今後次男とどう向き合うのか?

 「どうやって立ち直るか見ていく。親として目をそらすわけにはいかない。孫が0歳と2歳。嫁さんも若い。嫁さんの実家にも申し訳ない」

 ――仕事を世話するなどサポートする予定は?

 「たぶん来ないでしょう。僕のところに」

続きを表示

2013年10月27日のニュース