山田洋次監督、健さん祝福「恥ずかしそうな顔想像すると…」

[ 2013年10月26日 11:34 ]

高倉健に文化勲章

 「幸福の黄色いハンカチ」の監督で、昨年に文化勲章を受章した山田洋次氏(82)は「本当は、おめでとうと言いたいが、どんなに恥ずかしそうな顔をするか。それを想像すると言葉が止まってしまいます」と祝福。

 「日本人は、高倉健という典型的人間像を持っています。それをつくり出した健さんは、自分自身の人生と人格もそれに重ねてしまった。そんな俳優はめったにいません」と不世出の存在であることを強調。「彼は戦後の、飢餓時代を知っているからこその飢えた目を持っています。その鋭い目を保つために、今でも努力を続けていると思います」と続けた。

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2013年10月26日のニュース