福山雅治感激! 「そして父になる」ハリウッドでリメーク決定

[ 2013年9月28日 13:26 ]

映画「そして父になる」初日舞台あいさつに出席した福山雅治
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 第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した映画「そして父になる」が28日に封切り初日を迎え、都内の映画館で初日舞台あいさつが行われ、主演の福山雅治(44)ら出演者が登壇。電話出演した是枝裕和監督(51)からハリウッドでリメークされることが正式発表された。

 滞在中の米ロサンゼルスから舞台あいさつの会場へとつながれた電話で、是枝監督は「急きょ、決まったんですが、ドリームワークスとのリメーク契約が成立しました。何社か手を挙げていただいたんですが、最終的にドリームワークスと契約して、今日行ってきました」とスティーブン・スピルバーグ監督の制作会社「ドリームワークス」でのリメークが正式に決まったことを報告した。

 スクリーンには、「4時間前に撮影したもの」というスピルバーグ監督と固い握手をかわす是枝監督の写真が映し出された。「カンヌで初めて見た時に、パワフルな人間ドラマに非常に感銘を受けた。生涯で1本に関わる機会に感謝をしたい」とのスピルバーグ監督の公式コメントも発表され、「素晴らしいですね。そういう気持ちは握手をしてても伝わりました。とてもいい方とご一緒することができました」と喜んだ。

 福山も「監督、おめでとうございます。是枝さんが選んだキャスト、是枝さんが作った映画がスピルバーグが気に入ってくれて、アメリカのほうでリメークされることをうれしく、光栄に思っております。どんなふうにリメークされるのか。めでたいです」と笑顔を見せた。

 同作は、6年間育てた子供が出産時に病院内で取り違えられていたことが分かり、苦悩する2組の家族を描いたヒューマンドラマ。かねてネットなどを中心に、リメークの話題が飛び交っていたが、トロント国際映画祭に出席した際、是枝監督からもオファーが来ている旨は明かされていた。

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