マドリードで文楽公演 交流400周年を記念、700人観賞

[ 2013年9月28日 10:45 ]

 現代美術作家の杉本博司さんが演出する文楽「曽根崎心中」が27日(日本時間28日)、スペイン・マドリードのエスパニョール劇場で上演された。

 公演を主催する国際交流基金によると、日本スペイン交流400周年の記念事業の一環。観客約700人が詰め掛け、人形浄瑠璃の舞台を楽しんだ。

 「杉本文楽」と銘打ち、近松門左衛門の代表作を基に、現在の文楽公演では上演されない部分を復活させるなど、杉本さんは独自の視点を加えた。人形遣いの桐竹勘十郎さんらが出演した。

 10月にはローマ、パリで上演する。(共同)

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2013年9月28日のニュース