渡辺謙 阪神3連敗で嘆きの舞台あいさつ「許されざる3連敗」

[ 2013年8月31日 08:20 ]

「許されざる者」の舞台あいさつに登場した渡辺謙

 大の阪神ファンで知られる俳優渡辺謙(53)が怒りの舞台あいさつだ。主演映画「許されざる者」(監督李相日、9月13日公開)の特別試写会が30日、大阪市内で行われ渡辺は共演の佐藤浩市(52)らと登壇。4連勝の勢いを駆って挑んだ29日までの巨人戦3連戦に触れ「阪神は3連敗しちゃったんですが、この映画は強い映画です」と悔しさをにじませ映画をPRした。

 意気揚々と“本拠地”大阪で舞台あいさつできるはずが、まさかの3連敗で大きく優勝から遠ざかり、渡辺の口もさすがに重かった。「阪神は3連敗しちゃったんですが、この映画は強い映画です」。唇をかみしめ、話し始めると客席がドッと沸いた。さらに、司会者から「今日は関西弁は出ないんですか?」と問われても「映画のイメージもあるんで、あまりしゃべりたくないんですよ」と、得意な?関西弁も封印した。

 舞台あいさつの直前、渡辺らは読売系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜1・55)に生出演。司会の宮根誠司(50)から、阪神について水を向けられると「許されざる3連敗」と映画タイトルにひっかけ悔しがった。

 さらに、前日29日の巨人戦でサヨナラ負けを喫し敗戦投手となった松田遼馬(19)の名を挙げ「松田くんは応援しているんです。今後(阪神を)支えていく選手。きのう、打たれたことで成長してくれる、将来に役に立つ、と思うんだけど……許されざる3連敗です」とダメを押した。

 映画「許されざる者」は米俳優クリント・イーストウッド(83)が主演・監督を務めた同タイトルのハリウッド映画を明治時代の日本に舞台を移しリメークした話題作。この日は佐藤、柄本明(64)、李監督と登壇し渡辺は「とっても高いハードル、高い山でした」とハードだった撮影を振り返りアピールしていた。

続きを表示

2013年8月31日のニュース