新境地の滝本美織 怖くて続編は… 映画「貞子3D2」公開あいさつ

[ 2013年8月30日 19:17 ]

 俳優の滝本美織が東京都内で、初主演映画「貞子3D2」の公開初日の舞台あいさつを行った。昨年5月に公開された人気ホラー作品「貞子3D」の続編だが、自他ともに認める滝本の怖がりな性格が浮き彫りとなった。

 滝本はこれまで、映画やテレビドラマなどで元気で明るい女性を演じることが多かった。「この作品ではデリケートで壊れやすい女の子を演じましたが、初めて挑戦した役。うれしいです」と述べたところで思わず笑いだし、新境地を切り開いた喜びを爆発させた。

 共演した瀬戸康史は「悲しい顔やつらい顔を分かりやすい表情で表現せず、毛穴からオーラをにじませるように意識した」と明かした。

 ホラー映画の人気シリーズだけにベテランの田山涼成は「この映画は怖いですね。私はいっぺんに髪の毛が抜けてしまいましたよ」とジョークを交えて怖さをアピール。さらに滝本との共演を振り返って「私が『台本を読んだの?』って聞いたら、『台本の表紙が黒だから怖~い!』って。読んでないんですよ」と暴露し、観客を爆笑させた。

 司会から「現実の世界で怖いことは?」と聞かれて、滝本は「またこの映画に出ること」と続編への出演を挙げた。すかさず英勉監督が「また台本を読めなくなっちゃうし」とつっこむと、滝本は堂々と「読まないと思います」と宣言。続けて「幸せなシーンだけ呼んでください」と注文していた。

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2013年8月30日のニュース