永六輔 ラジオ番組46年の歴史に幕…1万2629回

[ 2013年8月30日 06:00 ]

放送作家でタレントの永六輔

 永六輔(80)が約46年間、パーソナリティーを務めてきたTBSの長寿ラジオ番組「永六輔の誰かとどこかで」が9月27日の放送で終了する。

 同番組は月曜日から金曜日に放送される10分番組。67年1月に始まった「どこか遠くへ」が前身で、旅先で起きたことを語るというコンセプトを引き継ぎ、69年10月から現在の番組名になった。9月27日の最終回で通算1万2629回になる。

 永は数年前からパーキンソン病などを患っており、終了の理由について同局編成部は「永さんの体調を含め総合的に判断した」と説明している。29日の放送では永が「大変残念です」とした上で「休むタイミングを見計らっていました。でも土曜日はやっています。それぐらいならストレスに耐えられます」と冗談を交えて報告した。

 同局「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」(関東ローカル)は放送を継続する。

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2013年8月30日のニュース