平尾昌晃ため息「なかなかいない歌手だった」

[ 2013年8月23日 06:00 ]

藤圭子さんを悼む平尾昌晃

藤圭子さん自殺

 藤さんの「哀愁酒場」の作曲を手掛けた作曲家で歌手の平尾昌晃(75)は会見し、「あの表現力と雰囲気、そして悲しげな目。なかなかいない歌手だった。また曲を書きたかった」とショックを隠せない様子だった。

 7、8年前のパーティーで会ったのが最後。「明るさと陰を兼ね備えた人だった」と振り返り「器用に世の中を渡れないジレンマを持っていた。周りの人も圭子ちゃんの詳しいことを知らなくて。そのミステリアスなところも魅力だった」と語った。また、石坂まさをさんのお別れの会の前日に自ら命を絶ったことに「考えられない。何かにみせられてしまったのかな」とため息を漏らした。

 ▼八代亜紀(歌手) 歌謡界の全盛期を共に歩んできた、いわば「同志」。でもあった藤圭子さんの突然の訃報に驚いていると同時に、大変残念な思いです。数々の素晴らしいヒット曲をまだまだたくさんの方たちに届け続けてほしかったです。

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2013年8月23日のニュース