キマグレン経営の海の家、今夏限りで閉幕…10周年を前に無念

[ 2013年8月23日 14:14 ]

「キマグレン」のボーカルKUREI

 人気音楽ユニット「キマグレン」が2005年から地元の神奈川県・逗子海岸で開いていた海の家ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」が今月いっぱいで“閉幕”することになった。23日、ボーカルのKUREI(33)が所属事務所「音遊」代表取締役の「クレイ勇輝」名義で発表した。

 「いつも音霊 OTODAMA SEA STUDIOを、そしてキマグレンを応援いただき、ありがとうございます」から始まるKUREIの挨拶文によると、「2005年に逗子海岸で海の家を始めて、今年で9年目となりました。“自分が子供だった頃のように、海までの道が活気に溢れる元気な街になってほしい”という想いで、海で音楽を楽しめる場所を創ろうとこれまで尽力してまいりましたが、逗子海岸での企画を今夏いっぱいで閉幕する運びとなりました」という。

 この海の家は、海水浴シーズン終了後、解体した長さ約1メートルの杭が10本ほど海岸に放置されていたという指摘を複数回受けたこともあった。

 来年夏の10周年を前に無念の“閉幕”。「2014年夏、本来なら皆様と10周年を逗子海岸で盛大に祝いたかったのですが、このようなご報告となってしまい本当に残念に思います。そして、楽しみにしてくださっていたOTODAMAファンの皆様、大変申し訳ございません」と謝罪したKUREIは「ここで身を引くことが逗子海岸のOTODAMAからの最後のメッセージになります。この事が未来の逗子海岸のためになると僕らは信じております」とし、「また違った形で近い将来皆様にお会いできる事を楽しみにしております。残りの9日間、音霊の夏を思いきり楽しみましょう!!長い間、本当にありがとうございました!」と結んでいる。

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2013年8月23日のニュース