新スーパーマンは富士山に興味 8月に来日

[ 2013年6月12日 06:00 ]

「マン・オブ・スティール」のプレミアイベントに登場したヘンリー・カヴィル

 スーパーマンシリーズの新作映画「マン・オブ・スティール」(監督ザック・スナイダー、8月30日公開)のプレミアイベントが10日(日本時間11日)、米ニューヨークのリンカーンセンターで行われた。

 今作からの3代目スーパーマン役の英俳優ヘンリー・カヴィル(30)は8月の来日を発表。行きたい場所に、世界文化遺産に今月登録される富士山を挙げた。

 全米芸術の聖地で行われたイベントには、世界各国から200社を超えるマスコミ、1000人超のファンが集結。「自然や景色を楽しむのが好き」だとカヴィルは言い、数ある風光明媚(めいび)な場所の中でも富士山を希望。「登ってる途中に誰か救出しなければいけない人がいても大丈夫。僕がスーパーマンになって、ひとっ飛びで助けに行くよ」とちゃめっ気たっぷりに話した。

 第4作までのクリストファー・リーヴ(04年に52歳で死去)、第5作のブランドン・ラウス(33)とは違い、初めて米国人ではないスーパーマン。甘いマスクと鍛え上げた筋肉美が印象的。映画界では、未来のジェームズ・ボンド候補にも挙がっている。

 新作は宇宙からやって来た赤ちゃんがクラーク・ケントとして育ち、スーパーマンになるまでを描く物語。過去のシリーズで触れられなかった秘密が明らかになるほか、コスチュームも一新。赤いブリーフをなくし、メタリックスーツに身を包む。今月14日に公開を控えた米国では前売りが好調で、今年のNo・1ヒットが見込まれている。

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2013年6月12日のニュース