山ちゃん、水沢アリー 恐怖に放心…映画「クロユリ団地」観賞会

[ 2013年5月21日 06:00 ]

 元AKB48の前田敦子(21)と俳優の成宮寛貴(30)がダブル主演を務めるホラー映画「クロユリ団地」(監督中田秀夫)の公開記念イベント「恐怖の孤独鑑賞会」が20日夜、東京・初台玉井病院スタジオで行われた。

 ゲストで招かれたお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(36)、モデル・水沢アリー(22)、千葉県船橋市非公認ご当地キャラ・ふなっしーはそれぞれ真っ暗な個室で観賞し、恐怖に悲鳴を上げた。

 「最新映画の観賞会に参加する」とだけしか言われていなかった山里らは、上映前に初めてひとりで観賞することを聞かされた。しかも場所は廃虚の手術室や病室をイメージした部屋の中で、明かりは一切なし。主催者から観賞に参加するか辞退かを問われたが、AKB48の大ファンの山里は「怖いもの大嫌い。見たくないけど、あっちゃん(前田)が出るからね」と勇気を振り絞った。

 口調やしぐさがタレントのローラとそっくりの水沢は「芸能界でペエペエだから全力で見ます」と応じ、ふなっしーも「OKなっしー」と力強く語った。

 1時間46分の上映の間は、恐怖の連続だった。山里は両手を耳に当てながら「うわー」「やばい」を連発し、思わず「しずちゃん、助けて」と相方の名前を心に叫んだほど。また、水沢は「キャー」と声を張り上げて号泣。ふなっしーもCMなどでおなじみの雄たけびとともにジャンプする俊敏な動きはなく、うろうろしっ放し。上映後は3人とも「凄い怖かった!」と、ぐったりした表情で放心状態が続いた。

 18日に公開された「クロユリ団地」は日本ホラー界の巨匠・中田監督の最新作。公開2日間で興行収入1億5342万4100円、動員数11万8885人を記録し、興行収入ランキング初登場1位を獲得。世界25の国・地域へセールスが決定し、ジャパニーズ・ホラーが世界を席巻しそうだ。

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2013年5月21日のニュース